出雲のイナズマ里見香奈 編入試験 黒星発進 巻き返しは? 受験料?観る将ブログ

女性初のプロ棋士になるべく編入試験を受験している里見香奈女流五冠ですが、初戦は負けていましましたね。

果たして、ここから巻き返しはあるのでしょうか?

初戦の負けは、ある程度予想はできていました。なんせ相手が今期、絶好調の徳田拳士四段でしたから。徳田拳士五段は、今期勝率ここまで1位の12勝1敗です。しかも現在9連勝中とまさに絶好調。この編入試験初戦に里見香奈女流五冠が勝てば、かなりプロ棋士に近づいたんですが、、、でもまだまだこれから、可能性は十分にあります。

とりあえず、まず1勝することです。そうすれば、流れは里見香奈女流五冠に行くとおもいます。将棋においてこの流れは重要と考えています。

かつて、第44期王将戦(1995年)、初めて羽生善治六冠が初めて七冠制覇をかけて対局したとき、当初の世論の傾き、注目は羽生善治六冠に向いてました。ところが、阪神淡路大震災が起こり、被災者でもある当時の谷川王将に応援しようと世論の流れが変わり、七冠を阻止しました。

また、渡辺明竜王が3連敗後の4連勝で大逆転で防衛した第21期竜王戦。これも渡辺明竜王が1勝したことで流れが変わり始めました。

とりあえず、1勝することです。そうすれば、流れは里見香奈女流五冠に向くと思います。

ところで、気になったのは、この編入試験の対局って公式戦ではないんです。そうしたら、対局者の対局料とかはどこからでるの?と疑問が。

この編入試験は受験するのに受験料が50万円必要でした。おそらくこの50万円から対局料などの経費が出ていると想像できます。

確かによく考えたら、無料だったら、おかしいですね。最初、50万円って結構高いなぁと最初は思いましたが、もしも無料だったら、すべての経費を日本将棋連盟が持つことになってしまいます。最終局までもつれ込んだ場合は相当な経費がかかるので、この50万円という受験料はむしろリーゾナブルな価格設定かもしれません。

とりあえず、相手は強い若手棋士ばかりですが、第二局目をとにかく勝てば大きく女性初のプロ棋士に近づくと思います。里見香奈女流五冠を応援しています。

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